母の不安。

昨日の夜母に電話した時、同じ病気を経験されたご近所さんからかなり脅かされたらしく。

 

電話口で泣いたりして、もう、ご近所さんも余計な事を‼︎と私もイライラ。

 

 

そのご近所さん、かなりのお世話好きな方。

母より年上なので妹のように接して下さっているのでしょうけれど、ちょっと踏み込みすぎで。

 

父は母とは真逆のかなり警戒心が強く、他人を全く信用しない人で、ご近所さんも寄り付けなかった人。

だから、父が生きていた頃はほぼ交流が無かったのですが。

 

とにかく、痛みや辛さは人それぞれ感じ方が違うから、私が励ました所で何も解消されないのでもどかしいんですけど、やっぱり他人には分からない過程や背景、デリケートな部分ってあると思うんです。

 

 

そこを配慮せずズカズカ言うって…その方の自己満足でしかない。

悪気がないだけに責められませんが…

 

今朝電話した感じは少し落ち着いているようでしたが、体力がもう…なんて弱音を吐いていました。

夕方、兄一家が来るらしいので私としては安心ですが、母は「また一家でぞろぞろ来るから嫌だわ」と。。

兄だって良かれと思っての事なので…人を支えるって難しいですね。  

 

私は、明日行く予定。

昨日は主治医から電話があり、月曜日の入院の時間変更を言われて。

入院前に一つ検査をしたいとのこと。

その検査の話を聞くと、私が付き添わないでも何とかなりそうだったので、ひとまず母だけタクシーで行かせて、私が入院諸々の荷物を持って後から向かうことにしました。

午前中からだと、私の仕事の調整が難しくて。

 

一人で病気と向き合う事って、現実的になかなか難しいですよ。

実際、病院からは付き添いを必要とされるし、入院する際の書類には保証人を書く欄もあります。

「おひとりさま」が推奨されつつありますが、それは元気な時限定だな…と実感しました。

お金さえあれば何とかなる…のかも知れませんが。

 

共働き世代は、介護に直面したら自分たちの生活すらままならなくなるかも知れません。

 

男女平等の時代にアレですけど、一馬力でも余裕のある生活が保証出来る制度にしないと、超高齢化社会には対応出来なくなるだろうな…と実感してます。

だって、施設だって簡単には入れないですから、どうしたって家族の負担は必須です。